水性塗料と油性塗料の違いって？

水性塗料は希釈剤に水を使用しているので臭いがほとんどしないことです。
シンナーのように強い臭いがないので塗っている最中に気分が悪くなってしまう心配が少なくなります。
その他、シックハウス症候群や大気汚染の一因とされる「VOC(揮発性有機化合物)」の排出が少なく室内環境基準F☆☆☆☆を満たしたものが多いので
環境に優しい塗料として高く評価されています。

油性塗料のようにシンナーを含んでいないことから、引火する危険性が低いので
管理場所や施工場所などでの火事の心配が少なくなります。

水性塗料は油性塗料に比べ乾燥しにくい為、塗装に適していない時期（気温が低い時期や湿気の多い時期）などは工期が長くなってしまう可能性があります。
なるべく暖かく晴れている日を選んで塗装リフォームをオススメします。
また水性塗料は、窯業系サイディングやモルタルなどの素材にはよく馴染みますが、アルミやステンレスといった金属部分には密着しにくい性質があるため
屋根の下塗り、雨樋・破風板・軒天井などの塗装には向かないケースがあります。
その場合には、下地をサンドペーパーで磨いたり油性塗料で下塗りをするなどといった方法もあるため、製品の使用方法を読んだり
知識がある方などに相談してみましょう。

油性塗料は耐久性の高さと仕上がりの美しさがメリットになります。
油性塗料に含まれる樹脂が耐久性の高い塗膜を作ることができ、
また膜厚が均一になりやすいので、油性塗料を塗った直後はハケ跡がありますが、
乾燥するとハケ跡、ローラー跡がなくなり、デコボコのない真っ直ぐな塗膜が作られます。
さらに、水性塗料より表面張力が低いので、細部への浸透性が高いことも耐久性の向上に繋がっています。
環境に左右されにくく乾燥が早いことや、密着性が高いため素材を選ばずに塗装できることもメリットの１つになります。

油性塗料は有機溶剤としてシンナーを使用しているため、水性塗料より臭いがします。
溶剤は、健康や環境に被害を及ぼす「VOC(揮発性有機化合物)」を排出するため、臭いや環境面を考え塗装する際は近隣への配慮も必要になります。　
また、シンナーは引火性が高いという性質上、保管場所や管理の仕方に十分注意しなければならないので
取り扱う際は、業者がきちんとしないと火事などの不安などが残ります。

水性塗料も油性塗料もどちらもメリット、デメリットがあるので
どちらがいいかは使う場所などで変わってきます。
なので使う際はまずは業者に相談することをオススメします☆

塗りたい場所があったりきになることがありましたら
是非株式会社エムズにご相談、お問い合わせお待ちしております！